公費で雑誌を定期購読する


 

研究室や教員個人の研究費で定期購読する雑誌(電子ジャーナルやデータベースを含む)は図書館で契約します。書店・出版社等に直接発注したり、学部や財務部の事務の方に依頼されないようご注意ください。

附属図書館(本館)の雑誌所蔵状況は、OPAC(島根大学蔵書検索)でご確認ください。
近年、ほとんど洋雑誌は電子ジャーナルで契約しており、大学全体の経費で大手出版社の電子ジャーナルパッケージ等も購読しています。電子ジャーナルはこちらのページで検索できますので、ご活用ください。


 

年間スケジュールについて

7月………次年の購読希望調査(教員推薦資料費による雑誌購読希望調査も同時に実施します)
1月-2月…年度末の執行予定残額の通知(該当する部局のみ)
3月………次年の購読料金(概算額)の通知及び使用予算の照会

※いずれも、部局の図書担当者の方(教員等)に取りまとめをお願いしています。
 

新規での購読申し込みについて

毎年7月に実施する次年の購読希望調査の際に、新規購読雑誌をお申込みください。基本的に、和雑誌は次年4月から、洋雑誌は次年1月から納品・利用が始まります。冊子体の和雑誌は、年(年度)の途中でも購読を開始できる場合があります。詳しくは附属図書館の雑誌担当にお問い合わせください。

 

電子ジャーナルやデータベースの購読について

電子ジャーナルやデータベースを購読したい場合や、現在冊子体で購読している雑誌を電子ジャーナルに切り替えたい場合、購読希望調査の時期に部局の図書担当者にご連絡ください。
なお、電子ジャーナルやデータベースは契約条件や価格体系が多様なため、図書館が価格等を調査した後、発注可否を再度先生にご確認します。
 

購読予算について

雑誌は1年を通して(特に洋雑誌は年度をまたいで)納品があるため、使用可能な予算は、年度当初や年度末でも安定的に利用できる運営資金の研究経費、教育経費と寄付金に限定しています。
年度途中の予算変更には原則対応していません。
 

雑誌の購読期間・支払いのタイミング

雑誌の購読期間と支払いのタイミングは雑誌の種類により異なります。支払状況は、図書と同様にMyOPACで予算毎に確認できますが、一部例外がありますので、財務会計システムもご確認ください。財務会計システムへの反映までは時間差がありますのでご注意ください。

和雑誌の購読期間 4-3月(例外あり)

基本的に1年単位で購読します。
原則として、当月に納入された巻号をまとめて翌月末に支払います。


洋雑誌の購読期間 1-12月(例外あり)

基本的に1年単位で購読します。
前年度末(1月-3月分の金額)と年度始め(4月-12月分の金額)の2回(電子ジャーナルの場合はリバースチャージ対象消費税分があるため3回)に分けて執行・振替が行われます。
実際には、毎年4月-5月ごろに購読予算から年間契約金額が一度執行され、同日付けで前年度末に支払った1月-3月分の金額が購読予算に返金されます。そのため、年度始めに実質的に執行される金額は、4月-12月の9ヶ月分に相当する金額となります。
なお、契約期間が4月-3月のタイトルは、4月-5月ごろに1年分の金額が購読予算から一括で執行されます(電子ジャーナルの場合はリバースチャージ対象消費税分があるため2回に分かれます)。

 

購読雑誌の中止について

購読中の雑誌を中止したい場合は、次年の購読希望調査の際にお知らせください。
和雑誌は年度途中での中止が可能な場合がありますが、多くの洋雑誌は年の途中での中止ができません。詳細は附属図書館の雑誌担当にお問い合わせください。
 

冊子体の雑誌の受け取りについて

購読している冊子体の雑誌は、図書館での受入作業後、本館1階の配架準備室(サービスカウンター裏)に学科・分野別に置きます。受け取りの際は、雑誌に挟まれた用紙にサインや押印等をして、カウンターにお渡しください。図書と異なり、受け渡し可能になったことをメールで通知しませんので、購読している雑誌がある場合は、定期的に図書館にお越しいただきますようお願いします。
 

電子ジャーナルやデータベースの利用方法について

契約期間中、学内LAN(学外から利用できる場合もあります)を経由し電子ジャーナルやデータベースへのアクセスが可能になります。新着データ更新について附属図書館からお知らせしませんので、ご自身で検索し、ご確認ください。
 

その他、よくある質問や注意点

Q 冊子体の雑誌のバックナンバー等を単発購入したい

A 冊子体の雑誌のバックナンバー等を単発購入(特定の号のみ購入)したい場合は、通常の図書と同様に取り扱いますので、附属図書館の図書担当へ発注依頼をしてください。電子ジャーナルのバックナンバーを購入したい場合は、購入が可能かどうか確認しますので、附属図書館の雑誌担当にお問い合わせください。


Q 電子ジャーナルもあるが、同じタイトルで冊子体の雑誌を購読したい

A 大学全体の共通予算で電子ジャーナルのパッケージ契約を交わしている出版社(Springer、Wiley等)の雑誌について冊子体を新たに購入すると、パッケージ全体の価格が上昇する場合があります。年々、電子ジャーナルの契約タイトル数維持が困難な状況になっておりますので、電子ジャーナル版が利用できる場合、個人研究費等であっても冊子体の新規購読はお控えください。


Q 新聞を購読したい

A 研究室で新聞を購読したい場合は、財務部経理・調達課にお問い合わせください。
なお、図書館で購読している新聞は、数年に一度、アンケート結果等を元にタイトルの見直しを行っています。図書館ホームページ等でアンケート実施等の告知を行いますので、その際にご意見をお寄せください。


Q 年度末の支払予定を知りたい

A 例年1-2月、年度末までに雑誌代金の支払予定がある講座等に対して支払残額をお知らせしていますので参考にしてください。その他、予算の執行状況につき、ご不明な点があれば担当までお知らせください。


Q 契約または支払後に予算を変更したい

A 原則できません。やむをえない事情がある場合はご相談ください。


Q 新しく図書館に置いてほしい雑誌がある

A 講読希望調査とほぼ同じ時期に、部局の図書担当者宛に、図書館内予算(教員推薦資料費)で購入し、図書館に配架する資料の推薦を依頼します。推薦の時期は教員一斉メール等でお知らせしますので、その際に部局の図書担当者にご相談ください。
部局や個人の予算で購入する雑誌を図書館に配架したい場合は、別途図書館の雑誌担当にご相談ください。


Q 大学で契約していない電子ジャーナルを論文単位(Pay Per View)で購入したい

A 電子ジャーナルの論文単位(Pay Per View)での購入については、通常の公費払いができないため図書館では取り扱っておりません。「契約事務マニュアル(教員等用)」に基づき、教員各位による立替払いでご購入いただき、財務部経理・調達課にご連絡ください。
なお、エルゼビア社の電子ジャーナルについては、事前に大学で購入している前払トランザクションにより論文単位で利用可能です。利用料は発生しません。詳しくはこちらをご覧ください。



 


更新日 20240321

資料整備グループ 雑誌担当
0852-32-6082 (内2760 ※出雲Cからは9-2760)
jou[at]lib.shimane-u.ac.jp
[at]はアットマークに書き換えて下さい

  
 
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