図書館からのお知らせ

 
  

デジタルアーカイブに地域資料(手錢美術館所蔵)を追加しました

公開日 2022年09月16日

 

この度、島根大学附属図書館デジタルアーカイブ に、以下の学外機関所蔵の地域資料を追加しました。今回追加分は全て公開コンテンツとなっていますので、インターネットを通じて、どなたでも閲覧いただけます。

 

なお、これまで他機関提供のデジタルーカイブシステム(ADEAC)で公開されていた画像データについても、今後は島根大学のデジタルアーカイブで提供します。(※移行期間ののちADEACシステムから画像データはなくなりますが、島根大のデジタルアーカイブの当該資料画像へのリンクが付与されますので、引き続きADEAC経由での利用も可能です)

 

追加したコンテンツ

 手錢美術館所蔵資料 

 (累計登録件数:422冊(点))

 

手錢202209
【デジタルアーカイブでの表示例】

 

 

手錢家(手錢美術館)と所蔵資料について

島根県出雲市大社町の手錢家は、江戸時代に酒造業などを営みながら、大年寄、御用宿を務めた家です。公務に関する記録や商売の記録などの膨大な数の文書類が残されている他、出雲歌壇との関連の中で、和歌や俳句などの多様な文芸資料が多数残されています。

手錢美術館は平成5(1993)年4月、手錢家から寄贈された美術資料の保存・展示を目的に「手錢記念館」として開館し、館蔵資料および手錢家所蔵資料を利用した企画展等を継続して行っており、令和4(2022)年4月1日には「手錢美術館」へと改称されています。

 

島根大学との関わりも深く、平成17(2005)年から法文学部山陰研究センターによる蔵書調査が継続して行われており、公開可能な資料から附属図書館のデジタルアーカイブ上での公開も行ってきました。平成26(2014)年度から令和元(2019)年度にかけては、同館、法文学部山陰研究センター、附属図書館が連携して、調査研究と資料の活用を一層進めるため「出雲文化活用プロジェクト」として様々な連携事業を展開しました(報告書※OPACへのリンク)。令和元年5月には、本学との間で「包括的連携に関する協定」も取り交わしています。

 

これまでの展示活動や調査研究の過程で、手錢美術館及び手錢家に残されている大量の資料のいずれも、江戸中期から後期にかけての出雲地方に関する様々な側面を詳細に記録し伝える貴重な資料群であることが分かってきています。

 

利用条件

公開コンテンツとなりますので、どなたでも閲覧いただけます。詳しい利用条件は、以下のページでご確認ください。

画像の利用条件:https://da.lib.shimane-u.ac.jp/static/license/Tezen-Open-NoC_license.html

 

利用に関するお問い合わせ先

島根大学附属図書館 情報サービスグループ 資料利用担当

E-mail: sabisu【at】lib.shimane-u.ac.jp(【at】をアットマークに変えてください)

 

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