公開日 2019年05月22日
出雲に来た渤海人 : 東アジア世界のなかの古代山陰と日本海域 / 大日方克己著 (松江市ふるさと文庫 ; 22)
目次 序章 渤海国とは何か─山陰、日本海域、束アジア世界へ 第1章 日本海をかけめぐる人・情報、そして音楽 ─8世紀後半の東アジア世界と山陰 (1) 隠岐に流れ着いた渤海からの帰国船 (2) 安史の乱の情報と日本海交通 (3) 僧戒融の道 (4) 板振鎌束と高内弓 第2章 渤海使王孝廉が来た出雲 ─9世紀前半の束アジア世界・列島社会・山陰 (1) 初めて出雲に来た渤海使王孝廉 (2) 王孝廉がみた出雲の社会 (3) 越境する人のつながり─空海と王孝廉はどこで出会ったのか 第3章 広がる東アジア世界と出雲国・山陰 (1) 日本海と東シナ海をつないで (2) 隠岐・出雲に来た渤海使高承祖 (3) 但馬に来た渤海使王文矩がもたらしたもの (4) 出雲に来た潮海使李居正と仏教 第4章 渤海使楊中遠の来航の向こう ─広がる海域世界のなかの日本海沿海地域 (1) 渤海使楊中遠の出雲国来航 (2) 甑島、天草、そして石見に現れた渤海人崔宗佐 (3) 新羅への警戒と来航する渤海使 (4) 渤海商人の活動、玳瑁の酒盃 終章 東アジア世界のなかの山陰─古代から中世へ
貴重な資料をありがとうございました。