公開日 2019年05月09日
生の現象学とは何か : ミシェル・アンリと木村敏のクロスオーバー / 川瀬雅也著
はじめに 第I部 現象学から生の現象学へ 第一章 現象学誕生の背景──学問の危機 第二章 現象学の根本構造 第三章 生の現象学の必要性──離人症とアクチュアリティ(木村敏) 第II部 生の現象学の水平軸 第四章 ロゴスとしての知覚 第五章 知覚の本質・感情の本質(アンリ) 第六章 感情的な世界としての「生の世界」(アンリ) 第七章 手ごたえと共通感覚(木村敏) 第八章 努力する身体・抵抗する世界(アンリ) 第九章 中動態としての自己(アンリ&木村敏) 第III部 生の現象学の垂直軸 第一〇章 「反復的な時間」の構造 第一一章 「みずから」と「おのずから」/ビオスとゾーエー(木村敏) 第一二章 自己と絶対的〈生〉(アンリ) 第一三章 他者関係・共同体と同時性(木村敏&アンリ) 第一四章 生の危機と救済(アンリ) 第一五章 精神病という危機──「死」と「絶対の他」の体験(木村敏) 注 あとがき
貴重な資料をありがとうございました。