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全館 国指定文化財河本家住宅に伝わる貴重資料をインターネット公開(第2期) 
 島根大学附属図書館は、鳥取県東伯郡琴浦町の国指定文化財河本家住宅保存会と共同で、河本家「稽古有文館」所蔵古典籍のデジタル化と公開事業を進めています。4月の第一期公開に続き、この度第二期公開として、「稽古有文館」に伝わる「礼儀類典」など貴重な資料を高精細画像閲覧システムADEACから公開します。

 河本家は、戦国大名尼子氏の譜代の家臣を先祖に持ち、江戸時代を通じて大庄屋などの村役人を勤めました。河本家住宅の主屋は、貞享5年(1688)に建築され、建築年代の明らかな民家としては山陰地方で最古に属する貴重な建物です。2010(平成22)年、その住宅と土蔵等が一括して国の重要文化財に指定されています。



「礼儀類典」図絵巻一・巻二より

 同保存会と島根大学附属図書館が共同で行っているこの事業は、図書館振興財団の助成を受けて、2014年度〜2016年度の3ヵ年計画で進めるもので、今回の第2期公開では、新たにデジタル化した「礼儀類典」(注1)34点を公開します。また、デジタルアーカイブ間連携実証実験として、島根大学附属図書館デジタルアーカイブで既に公開されている島根大学の「桑原文庫」(注2)約700点を、ADEACシステムから閲覧することができます。

(注1)「礼儀類典」は、徳川光圀編纂による有職故実の書で、恒例・臨時の朝儀・公事全般を網羅したもの。元禄14(1701)年に完成し、宝永7(1710)年に朝廷に献上された。河本家所蔵本は、全515巻すべて揃った完本である。「礼儀類典」の完本は、これまで内閣文庫所蔵本など十例程度しか知られておらず、河本家所蔵本は貴重である。
(注2)「桑原文庫」は、松江市出身の桑原羊次郎氏の旧蔵書約3000冊からなるコレクションであり、郷土関係の資料を中心に、歴史、美術・工芸、文学など幅広い分野の古典籍からなる。


公開日: 2015(平成27)年10月9日(金)

URL: https://trc-adeac.trc.co.jp

関連イベントとして、次の講演会が行われます。

(1)日 時:2015年10月11日(日)  13:30〜15:30
(2)内 容:
  ◇「河本家古典籍のデジタル化と公開」13:30〜14:00
   昌子喜信(島根大学附属図書館情報サービス・グループリーダー)
  ◇「江戸後期の長編小説-『絵本忠臣蔵』をめぐって-」14:00〜15:30
   田中則雄(島根大学法文学部教授)
(3)会 場:河本家住宅(鳥取県東伯郡琴浦町大字箆津393番地)
(4)入場料 300円 
  ※ 中学生以下及び障がい者手帳をお持ちの方は無料
(5)お問い合わせ先:琴浦町教育委員会社会教育課
 【電 話】(0858)52−1161
 【FAX】(0858)52−1122【E-mail】syakaikyouiku●town.kotoura.tottori.jp(●を@に変えてお送りください。)
URL: http://kawamotoke.com/info/90-2015-09-12-13-46-02.html

2015/10/05 12:36:24更新
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