公開日 2019年02月07日
○懐徳堂研究 / 竹田健二編 ; 第2集
目次
序章 懐徳堂研究の現在 竹田健二
第一部 五井蘭洲研究
第一章 大阪府立中之島図書館蔵蘭洲遺稿について 寺門日出男
第二章 五井蘭洲『非伊編』について 寺門日出男
第三章 五井蘭洲「『中庸』天命性図」について 湯城吉信
第四章 五井蘭洲と中井履軒の格物致知論 佐藤由隆
第二部 懐徳堂の思想的特質
第一章 懐徳堂学派の『論語』解釈──「異端」の説をめぐって── 湯浅邦弘
第二章 中井履軒にとっての「命」──『論語逢原』の程注批判から── 藤居岳人
第三章 尾藤二洲の朱子学と懐徳堂の朱子学と 藤居岳人
第四章 儒者と寛政改革と 藤居岳人
第五章 中井履軒の服喪説──『服忌図』と「擬服図」との成立過程及びその特色── 黒田秀教
第六章 尽くは書を信ぜざる儒者──中井履軒の経書観── 黒田秀教
第七章 中井履軒の忠孝観──忠孝背反事例を中心に── 佐野大介
第八章 懐徳堂の「不孝有三無後為大」解釈 佐野大介
第三部 幕末期の懐徳堂
第一章 並河寒泉の陵墓調査──幕末懐徳堂教授の活動── 矢羽野隆男
第二章 幕末懐徳堂の情報環境──島津久光の率兵上洛を中心に── 矢羽野隆男
第四部 懐徳堂資料の継承と顕彰運動
第一章 中井木菟麻呂が受け継いだ懐徳堂の遺書遺物
──小笠原家に預けられたものを中心に── 竹田健二
第二章 中井木菟麻呂宛「西村天囚書簡」の基礎的検討 池田光子
第三章 懐徳堂文庫新収資料中の大田源之助旧蔵資料 竹田健二
第五部 懐徳堂資料のデジタルアーカイブ化
第一章 書簡と扇のデジタルアーカイブ──懐徳堂文庫の取り組み── 湯浅邦弘
第二章 懐徳堂文庫所蔵「版木」のデジタルアーカイブ 湯浅邦弘
初出誌一覧
著者紹介
貴重な資料をありがとうございました。