公開日 2018年07月06日
Narrative of the expedition of an American squadron to the China seas and Japan (ペリー日本遠征記)vol.2を追加展示しました。本学教員の蔵書をお借りしたものです。「日米和親条約」のアメリカ側の写し(和文)が収録されています。ぜひご覧ください。
附属図書館本館(松江キャンパス)展示室において、企画展示「イラストでたどる西洋人の見た明治初期の日本」を開催中です。本展は、医学図書館が所蔵する「西東文庫(せいとうぶんこ)」に含まれる書籍の中から、明治初期の日本を描いたイラストや挿絵を展示するものです。
医学図書館所蔵の「西東文庫」は、Westernization of Japan(江戸から東京へ:西洋から見た日本の近代化)をテーマとして蒐集された827冊からなるコレクションで、『大君の都』(Sir Rutherford Alcock)、『菊と刀』(Ruth Benedict)ほか、Lafcadio HearnやBayard Taylor、Mortimer Menpesなどの初版本を擁しています。文庫名はゲーテの『西東詩集』(West-östlicher Divan)に因んで命名しています。
「西東文庫」は、幕末から明治期に日本を訪れた西洋人が記述した民俗学的にも貴重な書籍が多数含まれる資料群であり、美しいイラスト、版画等の挿絵や古写真を載せた本が多く含まれています。
今回の展示は、“イラストでたどる西洋人の見た明治初期の日本”をテーマに、イザベラ・バードの『日本奥地紀行(Unbeaten tracks in Japan)』と、エミール・ギメの紀行文『日本散策(Promenades Japonaises)』を取り上げました。描かれているイラストは、風景、仕事、風俗習慣など多岐にわたり興味深いものです。
「西東文庫」の松江での資料展示は10年ぶりになります。この機会にぜひご覧いただきますようご案内いたします。
□開催期間:平成30年6月27日(水)~7月17日(火) ※入場無料
平日:8:30~21:30 土・日・祝日:10:00~17:30
□場 所:島根大学(松江キャンパス) 附属図書館 1階 展示室
□展示内容:「西東文庫」70点ほかパネル展示
□お問合せ先
島根大学附属図書館 医学図書館 TEL:0853-20-2090 / 本館 TEL:0852-32-6087