図書館からのお知らせ

 
  

附属図書館が国立大学図書館協会賞を受賞しました

公開日 2018年06月25日

 島根大学附属図書館は、山口大学図書館とともに、今年度の国立大学図書館協会賞を受賞しました。

国立大学図書館協会賞は、会員館に所属する者で図書館活動や図書館・情報学研究に顕著な業績をあげた個人またはグループ に対して表彰されるものです。今回の受賞は、本学図書館が山口大学図書館とともに開始した「大学図書館の学生協働交流シンポジウム」を継続・発展させ、全国に波及させた功績が認められたものです。本学図書館の同賞受賞は、2007(平成19)年度、2014(平成26)年度に続く3度目となります。

○受賞件名:交流シンポジウム開催による図書館学生協働活動の活性化

○受賞者:「大学図書館の学生協働交流シンポジウム」実施担当職員グループ(山口大学図書館, 島根大学附属図書館)

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          服部学長への受賞報告

  本学図書館は、2010(平成22) 年度から、図書館において学生が様々な活動を行う取り組みである「図書館コンシェルジュ」活動を開始しました。翌年2011(平成23)年度には、既に同様の取り組みを行っていた山口大学図書館に呼び掛けて第1回「大学図書館学生協働交流シンポジウム」を開催しました。

 このシンポジウムは、各大学の図書館で活動する学生同士が交流をとおして、お互いの知見を共有することを目指したもので、島根県立大学と山口県の梅光学院大学にも呼び掛けて4大学で開催しました。以後、この4大学で毎年実行委員会を組織して継続して開催してきましたが、2014(平成26)年度の第4回大会からは、中国四国地区大学図書館協議会の事業として開催されています。昨年度の第7回大会(愛媛大学)では、全国の32大学から159名が参加するなど、回を重ねるごとに参加大学の地域を広げ規模が拡大してきています。

 また、近年では、東京近郊の大学を対象にした「学生協働ワークショップin 東京」や、毎年横浜で開催される大規模なイベントである「図書館総合展」において「全国学生協働サミット」が開催されるに至るなど、本シンポジウムの取り組みが全国へと波及しています。

 毎年このシンポジウムに参加する学生たちは、他の大学の学生たちの活動に触発されて活動が活発となり、活動内容にも工夫を凝らすようになるなど、シンポジウム参加の効果の大きさを実感します。

 今回の受賞では、中国四国地区の地域事業からはじまって、全国の大学図書館活動へ波及させた点、学生の主体的活動を促進させキャリア教育推進の一助となるなど、大学において図書館の存在価値を高めることに寄与した点が高く評価されました。今後も、図書館コンシェルジュの活動と「学生協働交流シンポジウム」をとおして学生の主体的な活動を支援してまいります。

国立大学図書館協会賞 過去の受賞者一覧

 

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